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結婚式に振袖を着るときのマナーや振袖の選び方を徹底解説

2023.10.07 振袖

「今度友人の結婚式に出るんだけど、振袖で参加してもいいの?」「結婚式で着る振袖って何を選べばいい?」と疑問に思ったことはありませんか?

結論、結婚式で振袖を着るのは問題ありません。ただし、振袖を選ぶときのポイントはいくつかあります。そこでこの記事では、以下のことを解説しています。

  • 結婚式で振袖を着るときに気をつけたいマナー
  • 結婚式で振袖を着れるのは何歳まで?
  • 結婚式に着る振袖の選び方

この記事を読むことで、結婚式の振袖に関する疑問を一気に解決できます。ぜひ最後までご覧ください。

1.結婚式に振袖を着るのはOK

「招待された結婚式に振袖を着るのはいいの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、結婚式に出席するときに振袖を着るのは問題ありません。

結婚式で振袖

ですが、結婚式の主役はあくまで新郎新婦。振袖を着ることで新郎新婦より目立ってしまうのはNGです。そのため、後述するいくつかのマナーを守る必要があるので注意してください。

1-1.振袖についておさらい

お呼ばれ結婚式の振袖マナーについて知る前に、まずは振袖について簡単に説明をしていきます。

振袖とは、日本の伝統的な衣装で、特に若い未婚女性が着ることで知られる華やかな着物です。以下のような特徴があります。

  • その他の着物と比較して袖が長い
  • 花や鳥など、多大で繊細なデザイン
  • 日本女性のフォーマルウェアとして、成人式や卒業式・結婚式などの特別な場で着用される

一番の特徴は、やはり「長い袖」です。袖の長さは短くても80cm程度の長さがあり、袖の長さによって大きく3つの種類に大別されます。

振袖の種類袖の長さ着用シーン・特徴
大振袖約110cm前後結婚式や成人式などで着られることが多い。
特に成人式では新成人の女性が大振袖を選ぶことが多く、自身の成熟と独立を祝う場での装いとして相応しい振袖となっている。
中振袖約90cm前後セミフォーマルな場に適している。友人の結婚式の二次会やパーティー、謝恩会などでよく見られる。
装飾も少なめなのが特徴で、カジュアルさを加えつつも格式を保つことが可能。
小振袖約75cm前後袖の長さが短いため比較的動きやすくなっており、カジュアルな場に着用される。
一般的には、卒業式、友人との食事やお茶会、カジュアルなパーティーなどで着られる。

それぞれ特徴が異なるため、着用シーンに合わせて振袖を選ぶようにしてください。

2.結婚式で振袖を着るときに気をつけたいマナー

では、お呼ばれ結婚式で振袖を着るときに気をつけたいマナーについて、以下の3つ解説していきます。結婚式で振袖

  • 振袖の種類は「中振袖」を選ぶ
  • 白や黒の振袖はNG
  • 既婚者の方は年齢層の高い結婚式では振袖を控えるのが無難

2-1.振袖の種類は「中振袖」を選ぶ

お呼ばれ結婚色での振袖は、「中振袖」を選んでください。華やかな大振袖を選んでしまうと、花嫁衣装よりも目立ってしまう可能性が高いためです。

結婚式の場では、派手すぎず地味すぎない中振袖が適切な選択となります。

2-2.白や黒の振袖はNG

白や黒の振袖は、結婚式においては避けた方が無難です。

白は花嫁衣装と、黒は親族が着用する黒留袖と色が被る可能性があるためです。その他にも、赤・オレンジ・金色などの花嫁衣裳に多い色の振袖は避けてください。

出席する結婚式で振袖を着る予定がある方は、事前に花嫁衣装の色を確認しておくのがおすすめです。

2-3.既婚者の方は年齢層の高い結婚式では振袖を控えるのが無難

古来より振袖は「若い未婚女性が着るもの」とされてきた振袖ですが、最近では既婚女性の方でも着る方が増えています。そのため、既婚者の若い女性が結婚式で振袖を着ること自体は問題とはなりません。

ですが、参加する結婚式の年齢層が高めな場合は注意が必要。なかには「既婚者が振袖を着るなんて非常識」と考える方もいるためです。

そのため、年齢層が高い結婚式では振袖を控え、留袖など他の選択肢を検討しましょう。

3.結婚式で振袖を着れるのは何歳まで?

結婚式で振袖を着れるのは何歳までなのでしょうか。厳密にいうと、未婚である限りは何歳まででも振袖を着られます。

結婚式で振袖

ですが、振袖は一般的に「若い女性が着るもの」というイメージが強く、10代や20代の女性を意識した柄が多いため、現実的には20代後半〜30代前半までが無難でしょう。

最近は時代の変化に合わせて柄も多彩になってきているため、30代前半までの方であれば、振袖を綺麗に着こなすことが可能です。

4.結婚式に着る振袖の選び方

結婚式に着る振袖の選び方として、以下4つの視点から解説をしていきます。

結婚式で振袖

  • 結婚式出席の立場
  • 年齢
  • 結婚式のスタイル
  • 体型

4-1.結婚式出席の立場に合わせて柄を選ぶ

出席者の立場によって、振袖の柄の選び方が異なります。今回は、「新郎新婦の親戚の場合」と「新郎新婦の友人・同僚の場合」の2つに分けて解説します。

4-1-1.新郎新婦の親戚の場合

新郎新婦の親戚として結婚式に参列する場合、以下のような「格式の高い古典柄」を選ぶのがベターです。

結婚式で振袖

  • 亀や鶴
  • 松竹梅や七宝
  • 梅・椿・藤・菊

縁起のいいものや日本古来からある花の柄を選ぶのがおすすめです。

4-1-2.新郎新婦の友人・同僚の場合

新郎新婦の友人・同僚として結婚式に参加する場合は、親族の方と被らない柄を選ぶようにしてください。モダンな柄がおすすめです。

ユリ・バラ・ヒマワリなどの柄を選べば、親族の方と被ることはないでしょう。

4-2.年齢に合わせて振袖を選ぶ

振袖を着る方の年齢により、選ぶべき振袖の色合いが異なります。明るく華やかな色は若い方向け、落ち着いた色は少し年齢層が上の方向けです。

4-2-1.10代後半〜20代前半の方

この年齢層は、振袖が最も似合う年齢層です。明るくて元気な印象の色、たとえばピンクや水色などがおすすめ。これにより、若々しさとフレッシュな印象を強調できます。

4-2-2.20代後半の方

20代後半の方は、成人式で着られるような華やかなものではなく、少し落ち着いたモダン柄やレトロな印象のある柄がおすすめです。

4-2-3.30代前半の方

30代前半の方には、更に落ち着いた色やデザインの振袖が適しています。深みのある色味、例えば濃い紅や紺などが、大人の落ち着きと品格を演出します。

色や柄は抑えつつも、帯や小物を華やかなものにすれば、大人らしい着こなしとなります。

4-3.結婚式のスタイルによって振袖を選ぶ

結婚式のスタイルに合わせて振袖を選ぶのも、1つの方法です。会場の特性やドレスコードを考慮し、適切なデザインや色を選ぶことが大切です。

4-3-1.ホテルや由緒のある結婚式場の場合

ホテルや由緒ある結婚式場では、参加者の年齢層が幅広いです。そのため、「扇」「鞠」「御所車」といった古典的な柄を選べば間違いありません。

4-3-2.レストランやガーデンの場合

レストランやガーデンウェディングの場合、モダンな柄がおすすめです。濃い色にバラ・ヒマワリなどの洋花や大きめの花柄に挑戦してみてはいかがでしょうか。

4-4.体型に合わせて振袖を選ぶ

振袖は、体型に合わせて選ぶのがおすすめです。小柄な方や身長の高い方などにおすすめな振袖をご紹介します。

4-4-1.150cmくらいの小柄な方

小柄な方は、かわいい印象が出るような振袖を選ぶのがおすすめ。渋めの色よりも、明るめの色合いのほうが可愛い印象がでます。

4-4-2.165cm以上の身長の高い方

身長が高い方は、柄や色が派手なものを選んでしまうと花嫁よりも目立ってしまうことがあります。そのため、濃い色のものや柄の少ないものを選ぶことで、周りにすっきりとした印象を与えられます。

4-4-3.細身で華奢な方

細身で華奢な方は、明るめで優しい色を選ぶのが良いです。濃い色を選ぶと、さらに細い印象がでてしまいます。

4-4-4.肩幅が広い・ふくよかな方

肩幅が広い・ふくよかな方は、華奢の方とは反対に濃い色のものを選ぶようにしてください。すっきりとした印象を与えられます。

5.まとめ

いかがでしょうか。まず、結婚式に振袖を着ることは問題ありません。ですが、結婚式で振袖を着る時のポイントはあります。

結婚式というお祝いの場の雰囲気を崩さず、周りに自然で可憐な印象を持ってもらうことが大切です。今回ご紹介した振袖の選び方を参考に、最適な振袖を選んで見てください。

「丸玉呉服店 A.LIFE」では、皆さまの振袖体験が最高の思い出となるように、お客様それぞれに合った振袖の提案と着付けをおこなっております。

浜松市や磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、御前崎市で、成人式や結婚式などのイベントを最高のものにしたいとお考えの方は、ぜひ「丸玉呉服店 A.LIFE」までご相談ください。


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